康童先生からのお便り!



「レルヒ」及び「市原グリークラブ」の皆さまへ



 新型コロナウィルスの蔓延する中、皆さまは如何お過ごしでしょうか。何事も無く、元気な毎日をお過ごしの事と念じております。私の方も、皆様のご無事を案じながらも、仕事ができないストレスはあるものの、元気に晴耕雨読の日々を送っています。ご安心ください。「早く歌いたいです。」という声も聞こえていますが、もう少しの辛抱でしょう。練習会場が解放されましたら、三月、四月の分まで楽しみましょう。休会中だからといって、音楽の宿題は出しません。ただ、次に歌うエネルギーの充電に費やして下さい。

 レルヒとグリーの合同演奏会も一年延ばしてもらいましたが、これは最良の判断だったと思います。焦らずに、自信を持って歌えるように充分に準備をして本番を迎えたいものです。今は自分の身とご家族の安全に努めて下さい。


 「緊急事態宣言」が万が一延びたとしても、「人間万事塞翁が馬」、悪夢の後には、きっと素晴らしい時が来るものと信じています。暖かくなったかと思えば、また寒くなり、お天気も、曇りや雨の日が多い様にも思えます。今は神様から貰った十分な時間を有効に使いたいものです。そして、近い将来、また全員揃って歌が歌えますよう、祈っています。


 どうか、更に油断なく、感染防止を心掛けて下さい。自粛疲れで一人の落伍者もなく、また全員揃って歌える日まで、自己管理のほど、よろしくお願い致します。


令和2年4月19日  

  御宿、自宅にて 山本康童