ドレミファソラシド
グリーに入団した当初からトップテナーは合唱の花形と言われ、それにいつもメロディを歌っていてずーっと羨ましく思ってきました。また合宿などで音楽談義をするとき、ゲーはおろかアー・ハーまでは何とか声を出せるとか、いつもチンプンカンプンの言葉が飛び交っていました。ドレミではなく得体の知らない言葉で話し合っている姿に何か尊敬を覚えたことを思い出します。
これがドイツ語のドレミファソラシドであることを知るのはずーっと後のことです。バスの私は調子のいい時でもエーが最高で、疲れるとデーでも厳しいときがあります。
ドイツ語の音名で「ドレミ」は「CDEFGAH」で最後の「シ」の音が「H」になっています。また読み方ももちろん違っていて、《ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー》と言います。また、【#は is】【bは es】を付けます。ただし・・・・「H」の音にbが付いた時は「B(ベー)」と言うので注意が必要です。クラシックではよくドイツ読みで音名や調名を言ったりするのでクラシックでは必須だったんですね。ちなみに「長音階をdur(ダァー)」「短音階をmoll(モール)」を付けて呼びます。例としてCdur(シーダァー)とかFmoll(エフモール)など。
トップテナーが上のハーまで出せることを得意に言うならば、バスだって合宿での二日酔いの朝には下のデーまで出ていましたよ。ちょっと強がりを言ってみました。
Akko Chan
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