グリーに追っかけがいた!

 10月20日(土)日本長老教会の姉ヶ崎教会で、チャペルコンサートが開かれました。東京交響楽団で30年間主席チェロ奏者を務められたベァンテ・ボーマン氏が奥様のピアノ伴奏者のルリ子氏と演奏したものです。昨年の閑古鳥が鳴いていたクリスマスコンサートの会場は入り口まで100人を超える聴衆で溢れかえっていました。生のチェロ演奏は迫力があって至極の2時間でした。

 14:30開演なのに到着した14:10には満席の状態でびっくりしましたが隣に座った妙齢の淑女が突然声をかけてきて、「音楽関係の人ですか。」と、そこで、「少し合唱をやっています。と答えたら、「私、市原グリーの追っかけなんです。もしかしてグリーの人ですか。」と。え!!! グリーの追っかけですか。私はびっくりしてしばらく声が出ませんでした。そしてゆっくり顔を上げて相手を見てまたびっくり。我々と同年代のきれいな人でした。

 彼女曰く、夢ホールのサマーコンサートは本当に素晴らしかったとか、いろいろ語り始めたのです。目をキラキラさせて本ものの団員に会えて少し興奮しているようでした。この役目は、私で良かったのかしらと思いながら、ついつい次のクリスマスコンサートなどの予定を話してしまいました。そうしたら、是非行きたい、正確な情報が欲しい言い出す始末、日にちはわかっていたが時間が危ういので、教会に電話したらわかりますよといったのですが、コンサートが終わり帰り際に、かわいい動物の絵が描かれたメモカードに電話番号と名前を書いて、詳しい予定がわかったらここ電話してくださいと、そっと渡してくれました。

 女性に電話番号を教えてもらったのも初めて、コンサートを聴きに来た家内が近くにいるしドキドキしながら後ろめたさを感じたのはまだまだ仙人には程遠い存在なのかと。

 追っかけがいるのはびっくりしたが、追っかけがいるのなら我々ももっと練習して期待にこたえなければならないと思った次第です。今度お会いしたらグリーの追っかけの友の会を立ち上げてほしいとお願いするつもりです。グリーも捨てたものでないね。

 勇気が湧いてきませんか。クリスマスコンサート頑張りましょう。

  バス:ニックネーム あっこちゃん